正社員なら誰でも会社を辞める旨の報告をすれば退職できるのを知っていますか?
退職する旨を伝えて2週間で仕事を辞められると法律で決まっています。
会社がやめさせてくれないのは会社側の勝手な都合で社員には辞める権利があります。
今回は会社が辞めさせてくれない違法性と退職までの流れを解説します。
具体的には…
- 会社がやめさせてくれないことの違法性
- 上司があなたを引き止める理由
- 引き止められて辞められない人は退職代行
この順番で解説します。
在職の強要で困っているなら退職代行の利用を考えてみてください。
10分ほどで読める内容になっています。
仕事を辞めさせてくれない会社が悪く、あなたは辞める権利があることがこの記事で分かります。
会社が辞めさせてくれないのは違法な理由
退職願を提出したのに退職できなくて悩んでいませんか?
「次の人が来るまで待ってくれ」とか「半年後じゃないと退職を認めない!」とかです。
実は退職する旨を伝えたのにも関わらず辞めさせてくれないのは違法。
会社が退職を認めなくても退職を諦める必要はありません。
民法で無期限雇用(正社員)は大きな過失がない限りいつでも辞められる権利を持っています。
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
引用:法令検索 民法第六百二十八条より
一般的にどんな引き止めも無視して退職してもOK。
会社の人に負担をかけるようで後ろめたいですが心を鬼にして退職しましょう。
必要最低限の手続きだけしておけば、いつでも辞められます。
在職の強要になるケースならないケースを見ていきましょう。
「退職しないでほしい」とお願いをするのは違法ではない
次の人が決まるまでいてほしい。
引き継ぎを完璧にするまでは会社に残って欲しい。
会社の人事や上司からお願いするのは違法ではありません。
ですが、あなたの会社をやめる意思が固いなら自分の信念に従って会社を辞めましょう。
次の人が決まるまでなど一定期間留まって欲しいと言われたとしても関係ありません。
退職の意志を伝えた時点で法律上の義務を果たせています。
留まってほしいというのは会社側の都合です。
会社の都合を聞き入れるか退職するかはあなた次第です。
どこからが違法?法律違反になる引き止めライン
先ほど解説した「お願い」の限度を超えるような在職を強要されたならそれは違法です。
よくある違法な引き止めについて解説します。
このような脅しに屈してはいけません。
違法な在職の強要を確認した証拠を確保してください。
弁護士に相談して有利に退職手続きを進められるように行動しましょう。
退職によって損害が発生したから損害賠償請求をすると言われた
退職することで会社側に損害が出るからと言って社員に損害賠償請求をするのは違法です。
悪意のある損害が証明できない限り賠償請求をされることはありません。
損害賠償請求の代わりに給与や退職金を相殺するのも違法。
給与や退職金を未払いにするなどと言われた場合も違法になります。
法的に請求することのできない損害賠償請求などを材料に退職を認めないことは違法です。
実際に給与や退職金が支払われなかった場合、退職後でも金銭を請求することは可能。
タイムカードなど証拠になりそうな証拠を残しておきましょう。
わざと会社に損害を与えない限り、損害賠償請求はできません。
賠償請求を盾に辞めさせない会社はブラック企業ですよ!
退職するなら懲戒解雇扱いにすると言ってきた
会社は労働者が就業規則などに大きく違反した場合でなければ懲戒解雇にできません。
それだけ懲戒解雇処分とは重い処罰。
仕事を辞めるだけで会社が懲戒解雇処分にするならその解雇は違法です。
不当な懲戒解雇なら会社に対して損害賠償請求ができる可能性があります。
懲戒解雇をチラつかせて在職を強要しているのであれば証拠を残しておきましょう。
ボイスレコーダーやスマホの録音機能で記録するのが良いですね。
離職票などの重要書類を渡さない
引き継ぎが終わるまで離職票を渡さないと脅すのも違法です。
会社の言い分に屈する必要はありません。
そのような場合、録音して労働基準監督署に報告しましょう。
退職者が離職票を請求したら交付する義務が会社にあります。
交付を拒絶した場合、雇用保険法違反になるので会社を訴えることができます。
会社が辞めさせてくれない理由:あなたのために引き止めているわけではない!
会社側にも辞めさせたくない事情があります。
その事情は会社の問題であなたに責任はありませんし知ったこっちゃない話です。
情に訴えて引き止めてくる事が多いですが気に病む必要はありませんよ!
大抵の場合、あなたの事を思って引き止めているのではなく自分の為に引き止めています。
罪悪感で辞めにくくなるように仕向けているので情は捨てましょう。
退職の決意を固めるためにも会社側の事情を理解する必要があります。
上司は人事評価を気にしている
上司が評価のために退職を認めてくれないかも。
会社によっては退職者が多いと責任者の評価が下がることがあります。
辞められると上司の評価が下がるので必死にあなたを引き止めます。
上司のボーナスや今後の昇進に大きく関わる評価です。
評価の為なら脅しも辞さないタイプの上司なら強引な引き止めをやりかねませんね。
仕事を続けたいと思える職場環境に改善できなかった上司の責任なので気にする必要はないです。
人件費の予算が限られていて、新たな求人募集ができない
人件費の予算には限りがあります。
新規に人を雇う余裕がない場合があります。
新しい人が来るまで仕事を続けてくれないか?と頼む訳ですね。
しかし、求人に予算を出せない会社に居続けるのはリスクじゃないでしょうか?
魅力的な会社なら人は辞めないし求人もすぐ埋まります。
働きやすい職場環境を提供できていない会社側の怠惰を押し付けられているわけですよ。
どれだけ待っても新しい人は来ないですし、ササっと辞めた方がお得です。
人が来ないという事はそれだけ魅力のない会社である可能性が高いです。
将来性を感じないのであれば情を捨てて退職しましょう。
離職率による影響を抑えたい
離職率を抑えたい企業もあります。
離職率の高い企業はブラック企業だと思われますよね。
会社はイメージアップのために辞めて欲しくない訳です。
まずイメージアップの前に職場環境を改善しないと意味がありません。
ブラック企業であることを改善しない性根の腐った会社に居続けるメリットってありますか?
会社のわがままに付き合う必要はないと思います。
仕事を辞めさせてくれない会社には退職代行を使おう
仕事を辞めさせてくれない会社に対してどうしても強く出れない人もいると思います。
自分から退職を言い出せないなら退職代行を利用してはどうでしょうか?
退職代行とは自分の代わりに会社に仕事を辞める意志を伝えてくれるサービスです。
法律上、退職の意志を伝えられれば退職できます。
第三者である退職代行を挟んで交渉したほうがスムーズに手続きが進められると思います。
会社がブラック企業、自分で退職を切り出すのが怖い人に利用してほしいですね。
今回は本サイト、イチオシの実績とコスパに優れた退職代行を紹介します。
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